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以前フェアリーの事務所にいた3匹の犬達 柴犬1匹・マメ柴1匹・北海道犬1匹 全部雄なのだが、事務所の移転に伴い、友人の家のガレージに引っ越しをした。
自分はなかなか仕事の後に家に帰ったりできない事が多い。だから友人の家のガレージにもなかなか寄れない。ただし2日に一度は掃除をする為と、犬達に会いに行く為に通っている。
餌と水は友人が面倒を見てくれているが、友人は犬を飼ったことが無いので、餌の量を多くあげすぎてしまう。これは犬を飼った経験がないから仕方ない。犬小屋の掃除に行ってみると、犬の糞がほとんど消化しきれていないドッグフードのままだった(笑)

3匹もいるから犬の糞の量が凄かった(笑)拾い集めて、犬小屋の床は水道できれいに流し、犬の糞をビニール袋に詰めて持ち帰ったが、途中どこにもゴミ捨て場が無いので、仕方なく3キロ近くある犬の糞をビニール袋に入れて持ったまま、2キロ近く歩いた。タクシーが捕まらなかったからである。
右手にはずっしりと重い犬のウンコが入ったビニール袋。秋の訪れが感じられる青空の下を「タクシー捕まらないなぁ・・・」と思いつつ、テクテクと歩いていると、仕事ばかりの毎日なので、所謂“生活の疲れ”という物を一瞬感じたが、すぐに現実に引き戻された。
「この後ホムペ用の撮影があるし、SEO対策の業者との打ち合わせもある。その後には新人の女の子を駅まで迎えに行かなくちゃ」と。こうして毎日は過ぎていくのだ。
「自分には幸福も不幸もありません。ただ、一切は過ぎて行きます。」人間失格の中の主人公の中の言葉であるが、まったく今の自分にこれほどピッタリ心境を言いあらわせる言葉もない。

まったく風俗の仕事は上に行くほどハードである。拘束される時間は半端じゃないし、休みも一切取れないからだ(苦笑)
以前うちの職場にも若いスタッフが2名ほどいたが、やはり今時の若い人は休みがとても大事なようである。まぁこんな考えではこの業界では成功しないだろう・・・現実というものを全く理解していないからだ。現実とは、お店は年中無休である、という事と、お店の商品は物じゃなくて人が提供するサービスだという事、誰かの為に誰かが犠牲になる場面がどうしても出てくるという事だ。
所詮子供の考えのうちは大人の事情という物は理解できないのだろう。同じ職場の人間同士助け合う、協力し合うという意識も希薄だった。まぁ今の若い人なんてこんなものだろう。育った環境や教育されていない過程が原因なのだろうから、本人達を責めても始まらない。

だからといって休みが無く、長時間労働なら良いというわけではない。この点については今後この業界も真剣に考えていかなければいけない点であることは間違いない。フードサービス和民の過労死自殺が問題視されたように、また今行政を上げてブラック企業の割り出しをし始めたこの頃なのだから、尚更である。
楽しさや遣り甲斐よりも、疲弊感ばかりの仕事ではやる気をなくして当たり前である。

しかし昔からサービス業という物は大変だ。気の遣い方も元々出来る人、出来ない人がいるし、向き不向きもある。センスも関係してくる。

お客さんの笑顔が好きという人は元々サービス業にむいているし、ちゃんと料金に見合ったサービスを提供しなければ、お客さんに申し訳ない・・・と考える人もむいている。
細かい事を何度も、何度も確認しなければ気が済まない人もサービス業にむいている。こんな人材でも疲労が過ぎれば、元から持っている長所も活かす事が出来なくなってしまう。

今の風俗業界の隆盛を支えてきた世代の人間達も、どんどん歳をとっていっている。若い人材に本当にサービス精神が身についた人材が育っていかなければ、そのお店には良いお客様もつかない。
まぁしかし飲食店にも大衆食堂みたいな店もあれば、高級レストランまである。使っている食材や料理技術、サービスのレベルには雲泥の差があるが、大衆食堂が悪いというわけではない。同じ道理は風俗店にも当て嵌まる。どちらを目指すかは店長の考え次第だろう。


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